投稿日:2020年8月9日

意外と知らない製缶工事というお仕事

こんにちは!弊社は岐阜県飛騨市で機械器具設置・溶接、製缶、機械メンテナンスを請け負う有限会社タカノ工機です。
皆様は、製缶板金加工という工法をご存じでしょうか?
製缶ですが、以前は気体・液体などを入れるタンクや水槽を作る作業を指していました。
しかし、現在では鉄やステンレスなどの鋼材を仕入れて、切断・穴開け・曲げ加工し組み上げる工法も製缶に含みます。
本日は、納入から納品までの製缶板金加工の作業工程と、製缶業の魅力について考えてみましょう。

製缶工事の流れ

1.受注契約
お客様のご依頼内容に基づき見積もりを提案、御納得いただいたうえで受注が成立いたします。
2.設計作業
基本設計について協議を重ね、法規や要求を考慮し詳細な設計をいたします。
3.材料の選定・発注
決定した計画に適した資材を選択し、必要な量を発注いたします。
4.切断と抜き加工
レーザー切断機などの機器で板材を適切な形に切断、抜き取る作業をいたします。
5.曲げ加工
ダイという型に板材を置いて押し金型で金属を折り曲げます。
この作業にはプレスブレーキ、ベンディングロール機などが使われます。
6.溶接
使用材質・必要な製品の強度に合った溶接方法を選択し加工します。
7.穴あけ加工
部品挿入のためのボルトなどが入る穴の位置を定め、穴をあける加工をします。
8.仕上げ処理
工作機械による削り・表面の研磨・耐熱性などを付加する表面加工を施します。
9.品質検査
上記工程において品質の確認が行われ、最終的に合格判定の検査が行われます。
10.納品
完成した製品は、無事お客様にお届けできるよう納品の手配が行われます。

製缶の仕事に感じる魅力

製缶の仕事は設計図を基にさまざまな機器を使い、形のあるものに構築する作業なので、模型作りに似た楽しさがあります。
設計から熟練の技術による加工を経て、1つのオブジェクトを完成する「ミッション達成感」を味わえます。
また、作り上げた製品は社会のさまざまな側面で不可欠な部品や設備なので、社会的意義も高い業種です。
製缶業は「ものづくりが好きな人」であれば未経験でも歓迎しており、女性の溶接工の方もいらっしゃいます。
作業工程が芸術作品を作る感覚に近いと感じられる方も、多いようです。
製缶業は、今後もますます魅力ある仕事になっていくのではないでしょうか。

【求人】タカノ工機では新規スタッフを募集中!

弊社は、岐阜県飛騨市を中心に機械器具設置・移設・撤去工事、製缶工事、メンテナンスを請け負っている会社です。
45年の歴史の中で培った豊富な技術と知識を活かし、お客様から高い評価をいただいております。
現在弊社では、一緒に働いていただける新規スタッフを募集中です。
経験者・未経験者共に歓迎いたします。
皆様からのご応募をお待ちしております。
お気軽に採用情報からご連絡ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

有限会社タカノ工機
〒506-1152 岐阜県飛騨市神岡町寺林901番地
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